マンボウメンタル

かなりのメンタル弱い私の人生で起こった教訓を残すもの

殺し屋の目

とりあえず診察時間の9時まで耐えて分娩台に上がる
横になってると痛いから歩き回る
とりあえずこの波なに
なんで波?
死ぬって痛さぢゃないけど
ジワジワした拷問なの?
とりあえず喉渇く
少し経つとお昼食べますかー?٩(ˊᗜˋ*)وって真横に置かれる
いや今食えねーよ(笑)
匂いきついよ…
旦那食べていいよ

つか何かの隔離空間
匂い逃げ場ねぇよ
て、だんだん荒っぽくなる
いき見逃しを手伝う旦那にキレる
背中をさする母にキレる
とりあえず全てにキレる
でも看護婦さんにはやっぱ他人だから切れない
そこの理性だけ働く

そしてさぁいきみましょう
となって
あっやっと産めるのかと思った
3時間経過
いやもぉ息が吸えないなに
いつなの?
後何分?
て感じの脳内
しかし声は出さない
声は出しちゃダメと何かで見た
だから出さない
出したとしてもラオウのうぬーって感じ

長すぎて結局酸素マスク
これがまた臭い
不快な匂いとかぢゃなく
なんかビニールみたいな匂い
しかも息しづらい
何度も剥がす
つけられるの繰り返しに腹立つ

そして先生登場
おせーよって思いながら
ぼーっとしつつ苦しんでたら
謎の海の映像
それに目線をやりつつ
え、これでなにか和らぐの?ウケるてなる

しかしなかなか出てこない我が子
緊急カイザーの用意とか言われながらの
まずは吸引準備
成人一人がお腹を押す
え!?なに?これはなにかの刑罰?
は?
と一瞬で思考が駆け巡り
もぉどうにでもなれ
おわれ
ファイナルフラーシュ
って思った瞬間
とゆう感覚が全身駆け巡った
あっこれ生まれた
と産んだ瞬間ドラマのように泣いて喜ぶとかなく
我が子が泣いてない事に気付き
みんながおめでとーといってる最中
凄い形相で我が子が処置されるところを睨む
無言で睨む




ビャー

あっ泣いたよかった

その瞬間までずっと縫われたり処置されてたけど無視
とにかく我が子を見たい
謎の悟り開かれる

旦那は感動で泣いたらしい
私はゴルゴの顔をしてたらしい

そしてやっと我が子を腕に抱いた瞬間やっと
あぁ母親になったんだ
と実感し
涙がでた
やっと会えた
思ったより短かった妊婦期間
無事何事もなく産まれてくれた
あぁ素晴らしい神秘の世界
と思って
ハッピーな気持ちが前回

がしかし
わたしの壮絶な生活がここから始まる
むしろこのためにブログ書いてきたって感じです。

次回
天国と地獄